皆様から頂いた質問・疑問をまとめてみました。
随時、質問を受け付けていますので supporter@bug-box.com までメールして下さい。匿名でもOKです。
やはり、レストアに関する質問が多いですね。

FAQ

★★★ レストア全般 ★★★

Q:レストアって何?
 A:レストアとは古い建物、美術品、自動車などを元の状態に修復することです。
  用語としてレストア(restore)とかレストレーション(restoration)という言い方があります。



Q:BUG BOXのHPで使われているコンプリートレストレーションって何?
 A:その字の如く、完璧にレストレーションをすることです。腐りとサビを取り除き、新車時の
   コンディションに修復し、仕上げることです。



Q:BUG BOXにフルオーダーシステムは無いのですか?
 A:弊社にはフルオーダーという言葉はありません。他店で使われているフルオーダーとは
   車種を選んで外装・内装など好きな色にする場合に使われているようですが、塗装や
   内装はレストアの最終工程に過ぎません。
   BUG BOXでは、先ずベース車両ありきで、お客さまのイメージを実現するために、どこ
   をどのように直すのかに重きを置いています。どの色にするかは最後の最後に決めて
   いただきます。



Q:フルオーダーとレストアの違いって何?
 A:フルオーダーはレストア(コンプリートレストレーション)と同じ意味のようにとらわれがち
   ですが、違います。ショップによっても見解の違いがありますので、そのショップに納得
   するまで確認を取ることが賢明です。
   BUG BOXの考えるレストア(コンプリートレストレーション)とは上記の通りです。



Q:ベース車両って何?
 A:レストアを行う車両のことを言います。空冷VWは車齢が30年以上経過している場合が
   多く、状態はさまざまなのです。当然状態が良ければ、レストアのコストが抑えられま
   す。



Q:海外仕上げはどうなの?
 A:US仕上げが多いようですが、そのクオリティーはさまざまのようです。USでは、趣味で
   車をレストアする文化がありますので、プライベートでレストアされた車両がレストア済
   み車両として店頭に並ぶことがあるようです。レストアされていますので、嘘ではありま
   せんが品質が車両によって異なるわけです。
   ですから、レストアをしてあるかどうかが問題ではなく、どこをどのようにレストアをしたの
   かがポイントなのです。もちろん、プロ顔負けの仕事をされる方もたくさんみえます。

 

Q:なぜ海外仕上げが多いのですか?
 A:車両数が多いことがあげられます。特にカリフォルニアの玉数が多いです。



Q:海外仕上げは本当に安いのですか?
 A:USでもレストアショップはたくさんあります。ただし、USの工賃が日本と比べて安いかと
   いうと安くはありません。むしろ高いでしょう。なぜなら、壊れた車は自分で部品を買って、
   自分で直す文化ですので、自分で直せない人は高い工賃を払って、修理をしてもらって
   います。プライベートビルダーが多いのもうなずけます。
   安く部品を調達できるメリットはありますが、同じ車両を同じクオリティーで仕上げるとす
   ると、国内の方が安いでしょう。日本人の方が手先が器用で仕事が丁寧ですよね。
 
 USやEUでは古い車をしっかりレストアして乗りこなしている方に敬意を表します。
 日本でこのように車文化が成熟するにはまだまだ時間がかかりそうですね。



Q:海外工場はありますか?
 A:ございません。海外提携工場もございません。
   弊社は品質を頑なに守るため、All in House(自社内ですべて行う)です。
   海外仕上げ車をBUG BOXのブランドで売ることもありません。



Q:インフォームドコンセプトって何?
 A:最近やっと医療の現場で使われるようになりましたが、BUG BOXでは1991年の設立
   当初から一貫してインフォームドコンセプトを守っております。技術をサービスしており
   ますので、当然と言えば当然なんですが。

 インフォームドコンセプトとは「十分な説明による納得・同意」などと訳されております。
 医療現場において、医師が患者に診療内容を正しく伝え、患者自身の同意の上で、治療
 を決定することをいいます。インフォームドコンセプトで重視されることは、治療のために選
 択可能なさまざまな方法について、利点だけでなく危険性についても包み隠さず十分に説
 明することです。

 つまり、インフォームドコンセプトにより、立場や経験、あるいは世界観の異なる当事者同
 士が円滑にコミュニケーションできるようになるのです。



Q:レストアっていくらかかるのですか?
 A:状態および仕様によって変わります。基本的に材料・部品代と技術料で算出されます。
   技術料というのは工数×難易度で置き換えられます。
   簡単に申し上げますとその仕事をするのにどれだけの時間を要したかで決まります。
   システム的には自動車ディーラーとなんら変わりはありません。

   仕上がりが同じでもベース車両の状態によって、コストが大きく変化します。
   車両を見てみないと、工数が見えてこないのが実情です。見た目はそこそこ綺麗でも、
   塗装を剥がすと、パテ厚盛りになっていることが多々ありますのでお客様にはご理解
   頂いております。



Q:プチレストアの見積もりをしてもらいたいのですか・・・
 A:プチレストアの場合でも実際にお車を拝見させていただいたうえで出させていただいて
   おります。状態を見てみないと工数、材料費、パーツ代を出すことはBUG BOXポリシー
   で出来ません。遠方の方には諸事情を考慮して詳細写真なのでおおまかなお見積もりを
   出すことも可能ですのでご相談ください。

Q:レストアってどれくらい時間がかかりますか?
 A:どこをどこまでどうするかで決まります。つまり作業量および難易度によります。



Q:BUG BOXのレストアの特徴は?
 A:お客さまの要望に応える技術力と信頼だと考えております。
   レストアの工程ごとにオーナー様と話し合いを行いながら作業を進めさせていただきます。
   想定外のことについては特にオーナー様との対話を重要視しております。



Q:パーツが出ていないようなんですが・・・
 A:弊社では基本的に作ってしまいます。ですから、何ら心配することはございません。
   アフターパーツのメタルシート(板金パネル)も出ており、コストメリット&スピードメリット
   を発揮できる板金も行っておりますので、気軽にお問い合わせ下さい。



Q:フルオーダー車なのに・・・
 A:他店で購入されたフルオーダー車が持ち込まれることがあります。半年もしないうちに
   塗装が浮き始めてオーナーさんが困惑して相談に来られます。見てみると確かに塗装
   は新しくて綺麗に見えます。しかし、問題は塗装をする前の下処理(板金からプライマー)
   をどのようにしたかです。見れば簡単に想像はつきます。
   先ずは購入店にどのような手順でどういった作業が行われたか確認してみてください。



Q:ベース車両を探してもらえるのですか?
 A:可能です。弊社では、オリジナルに近く状態の良いデイリードライバー(普段乗り)の車両
   を探します。なぜならばそのままでも乗れますし、レストアするにしても手間がかからない
   分、コストが抑えられるからです。
   パテ厚塗りの上に、何度もクオリティーの低い塗装がされていたら、剥がすのも大変なの
   です。
   弊社は車両販売に力を入れているわけではありませんので、我々の眼で見て納得する
   ものしか仕入れません。

   また、オーナーと直接交渉のため仕入れコストも低く抑え、輸入も間接業者を入れないの
   で総コストを抑える努力も惜しみません。



Q:事故して困っています
 A:事故車修理も得意としております。我々が見て致命的な損傷が無ければ、直ります。
   諦める前にご相談ください。保険修理も取り扱っております。
   事故修理のついでにモディファイをされる方もたくさんみえます。逆にオリジナルに戻す方
   も多いですよ。



Q:BUG BOXさんの雑誌広告をあまり見かけないのですが・・・
 A:弊社は宣伝広告にコストをかけません。結局、サービス単価に跳ね返るだけですので
   ホームページで情報発信して、紹介させていただいております。
   更新頻度も高いですので、マメにチェックしていただけると幸いです。

   弊社では絶えず、レストア中の車両がありますので、いつでも遊びがてら見学に来て
   ください。作業を見ていただくことが最大の宣伝だと考えております。
   木更津周辺には、美味しいお店もたくさんありますので、美味しいものを食べるついでに
   来ていただくともっと楽しいかもしれません。



Q:他のショップと比べて在庫車が少なくないですか?
 A:弊社は車両・パーツ売りで利益を出すことは考えてなく、VWライフを豊かに楽しく送っていた
   だくことだけを考えております。車両はボディーショップの視点で自信をもってお勧めできる
   ものしか仕入れないところに、他店と差別化しております。
   価格は「真価値価格」「新価値創造価格」をキーワードにプライシングしております。